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生活習慣病の改善


保健指導を利用してメタボ改善

現在、日本人の死亡原因の約6割を占めている生活習慣病。その原因のひとつである内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の予防に重点を置き、40歳~74歳の方を対象にして、メタボリックシンドロームを発見するために特定健診が行われています。特定健診の結果、一定の基準に該当する方には特定保健指導が実施されます。
特定保健指導では、リスクに合わせて食生活や運動習慣などの生活習慣改善のための支援を行っています。特定保健指導の対象か否かは、腹囲とBMIを基準として振り分けます。どちらかが基準を越えた場合、血糖・脂質・血圧のうち、該当する危険要因の数や喫煙習慣の有無をリスクとカウントしてレベル分けをします。
平成26年度に協会けんぽの生活習慣病予防健診を当健診センターで受診された882名のうち、メタボリックシンドロームが強く疑われる方・予備軍と考えられる方を合わせた割合は、40~74歳の年齢層の男性で2人に1人、女性では16人に1人でした。積極的支援レベル・動機付け支援レベルの保健指導を要する方の割合は男性では働き盛りである40歳から49歳の年齢層で最も高くなっており、大変深刻です。
この年代の方は仕事や子育てに忙しく、またお付き合いなども多く、日常生活自体が不摂生となりがちです。そのため、肥満やメタボリックシンドロームへと発展しやすいのだと思われます。
当健診センターでは、ご自身の身体の状態をしっかりと把握し、生活習慣を見直すきっかけとして頂くため、受信者さま全員に日常生活で注意して欲しいことなどをまとめた情報提供用紙を配布しています。
皆様の健康寿命を延ばすためにも、保健指導を利用し、生活習慣病を予防しましょう。

動機付け支援実施前後の比較

原則1回、20分以上の面接による保健指導を行います。

積極的支援実施前後の比較

動機付け支援と同様の初回面接を受けて頂いてから、6ヶ月間電話や面接による支援を行ないます。